水なのに太る⁈~ペットボトルの甘い水の罠
- 2014/08/30
- 22:42
ペットボトルでよく水を買います。
一昔前なら水を買うなんて信じられませんでしたが、いまや普通のことになりましたね。
そのペットボトルで「天然水」や「おいしい水」なんて売り文句の水が売れていますが、そのシリーズから「みかん」やら「りんご」といった味のついた「水」が売られています。
「これ、お水なのにおいしいよな」
と相方に言われてちょっと引っかかりました。
確かに、これかなりおいしいんです。
でもあれ?なんか勘違いしていない?
「いろはす みかん」「サントリー天然水 オレンジ」など、味のついた水、あれ、水に香料かついているくらいに思って飲んでいる人が多いのですが、調べてみたらやっぱり!
まさかのかなりの糖質が入っているのです。
わかっていて飲んでいるのであれば、まだいいのですが、
「水だから大丈夫」
「太らない」
などと思っていたら大間違い!
おいしいと思ったらまず糖質を疑ってください。ばっちり砂糖たっぷり入っています。
その目安は『炭水化物』。
ペットボトルには必ずカロリー、タンパク質、脂質、炭水化物といった品質表示は載っていますから、見てみましょう。
この中で厄介なのが「糖質」の表示がないことです。
だからカロリーばかり気になりますが、カロリーはダイエットに関係ないと実証されています。
アサヒ飲料のホームページでこのような回答がありました。
砂糖ってどれくらい?
https://www.asahiinryo.co.jp/customer/dictionary/ing_carbohydrates.html
そんなわけで、それぞれ「おいしい味のついた水」の糖質の比較です。
南アルプスの天然水&朝摘みオレンジ…炭水化物4.5g
いろはす「みかん」…炭水化物4.3g
桃の天然水…炭水化物7.5g
これで「なんだ、コーヒーシュガー1本分前後か」(5gの多い方)と思ったら、甘い。
この表記は100mlあたりの換算のため、ペットボトルはだいたい500mlですから×5。4.2gだとすると×5で21g。コーヒーシュガー4本分になります。
コーヒーにスティックシュガー4本入れるとなると、ちょっと考えますよね。その糖質を気にせずごくごく飲んでいるわけです。
飲み物の糖質は本当に気づかないうちに大量に摂取できてしまうので、気をつけましょう。
「この水には糖質が含まれているのは知っている」
「ダイエットなどわしはしらん!」
と自覚して飲む分にはかまいませんが、
「甘くておいしいけど、水だから太らないよ!」ではないのでご注意を!
あ、念のため、ただの甘くない普通の水系は糖質ありませんよ。
「糖質ゼロの水にちょっと味がついたもの」
ではなく、
これは「ジュース」
ということです。
ダイエット中の方は、ご注意くださいね。
てらっちでした!