運がいい人は、本当に宝くじが当たりやすいのか?
- 2014/09/18
- 23:30
幸運な人は宝くじが当たりやすいのでしょうか?
運がいい人は、宝くじが何度も当たり、困った時には救いの手をさしのべてくれる人に出会い、時にはそこからいい仕事をもらえ、金をもうけ、人生を謳歌している。
なーんて。
運がいい人は、本当に「運がいい」の?
『運のいい人悪い人』(リチャードワイズマン著)の中でこんな実験をしていました。
著者はあるゴールデンタイムの科学番組のコーナーで運の研究を紹介するミニコーナーを作りました。推定視聴者1300万人。
自分はきわだって運がいい、または悪いと思っている人で、その週の宝くじを買う気がある人を募集したところ、数分間で100万本もの電話がかかってきたとか。
結局、先着1000名にアンケートを送り、運がいい、悪いという分類をするための簡単なアンケートと、宝くじで買うつもりの番号を記入し、送り返してもらいます。
宝くじは、日本のロト6の方式のもので、つまり数字を6個選ぶ、あれです。
事前に番号を送ってもらうことで、情報操作もできません。
アンケートの回答数はなんと700人以上!
運のいいと思っている人、悪いと思っている人がそれぞれ数百人ずついたわけですが、さて、その宝くじの結果は???
はたして本当に運がいい人はヒキが強いのでしょうか?
それとも、運がいいという人は、運が悪い人より予知能力でもあるのでしょうか?
結果は。
「運のいい人の方が当選率が高いわけでも低いわけでもなかった」そうです。
つまり、「幸運な人」は予知能力があるわけでもなんでもなかったんです。
当然、宝くじの当選確率はみんなに平等ですし、ですから当たる人は当たるし、外れる人は外れる、まことに当然の結論。
では、なぜ同じ星の元に生まれたニンゲンなのに、こうも「運がいい人」と「運が悪い人」と分かれるのでしよう?
「人生ではしばしば、自信や期待が違いを生むのだ。何かに挑戦しようとするかどうか、失敗しても必死にがんばるか、他人とどのように接するか、他人があなたにどのように接するか、さまざまな場面で自信が結果を変える」
ん?まてよ?
ということは、要するに「考え方次第で運がいいも悪いも決まるっていうこと?
人生を考え方が支配しているなら、「運がいい人」の行動をマネをすることで、自分も運がよくなるがしれない!
そして次の章で、多くの懸賞に当選している人が3人出てきます。
今までゲットした賞品は、ささやかなものもあるが、車、高額の現金、豪華な旅行も何度も当選!
3人は普通の人と何が違うのでしょうか?
3人の共通点は?
なんと!
三人とも、かなりの数の抽選に応募している、というオチでした;^_^A
「たしかに運がいいけれど、運は自分で作っている。何回も当選しているといっても、かなりの努力をしているから」
何をかくそう、ワタシも過去、かなりの数の懸賞に応募し、当選していた実績があります。
まだネットがない時代なので、全部手書きのハガキ!
当選すると同封される「当選おめでとうございます!」の書類をノートにびっしりと貼っていたところ、3冊くらいにはなりました。
単純に傾向と確率を分析し、そこに向けて数を書いていたことで当たりやすい状況にしていたと思います。
ちなみに当時のハガキ懸賞の極意は
•めんどくさいものが当たる
(感想を書かなければならなかったり、シールを集めなければならないものなど)
•スーパーと企業のコラボ懸賞は当たる
•ハガキの投函は時間をずらし、なるべくあちこちのポストに入れる
•ラジオやテレビなどは目立つようにシールを貼ったり、カラフルなイラストを書く
など。
自転車が当たったり、高級な肉が当たったりもしたのですよ。
でも努力して数を送っていただけっちゃだけのこと。
行動が、運を生む。
たしかに。
でも「運がいい」「運が悪い」
なんて、所詮そんなものなのでしょうか?
そこでワイズマン博士、「運がいい人」の秘密は、性格ではないかと考えました…
つづきはまた明日。
運がいい人は、宝くじが何度も当たり、困った時には救いの手をさしのべてくれる人に出会い、時にはそこからいい仕事をもらえ、金をもうけ、人生を謳歌している。
なーんて。
運がいい人は、本当に「運がいい」の?
『運のいい人悪い人』(リチャードワイズマン著)の中でこんな実験をしていました。
著者はあるゴールデンタイムの科学番組のコーナーで運の研究を紹介するミニコーナーを作りました。推定視聴者1300万人。
自分はきわだって運がいい、または悪いと思っている人で、その週の宝くじを買う気がある人を募集したところ、数分間で100万本もの電話がかかってきたとか。
結局、先着1000名にアンケートを送り、運がいい、悪いという分類をするための簡単なアンケートと、宝くじで買うつもりの番号を記入し、送り返してもらいます。
宝くじは、日本のロト6の方式のもので、つまり数字を6個選ぶ、あれです。
事前に番号を送ってもらうことで、情報操作もできません。
アンケートの回答数はなんと700人以上!
運のいいと思っている人、悪いと思っている人がそれぞれ数百人ずついたわけですが、さて、その宝くじの結果は???
はたして本当に運がいい人はヒキが強いのでしょうか?
それとも、運がいいという人は、運が悪い人より予知能力でもあるのでしょうか?
結果は。
「運のいい人の方が当選率が高いわけでも低いわけでもなかった」そうです。
つまり、「幸運な人」は予知能力があるわけでもなんでもなかったんです。
当然、宝くじの当選確率はみんなに平等ですし、ですから当たる人は当たるし、外れる人は外れる、まことに当然の結論。
では、なぜ同じ星の元に生まれたニンゲンなのに、こうも「運がいい人」と「運が悪い人」と分かれるのでしよう?
「人生ではしばしば、自信や期待が違いを生むのだ。何かに挑戦しようとするかどうか、失敗しても必死にがんばるか、他人とどのように接するか、他人があなたにどのように接するか、さまざまな場面で自信が結果を変える」
ん?まてよ?
ということは、要するに「考え方次第で運がいいも悪いも決まるっていうこと?
人生を考え方が支配しているなら、「運がいい人」の行動をマネをすることで、自分も運がよくなるがしれない!
そして次の章で、多くの懸賞に当選している人が3人出てきます。
今までゲットした賞品は、ささやかなものもあるが、車、高額の現金、豪華な旅行も何度も当選!
3人は普通の人と何が違うのでしょうか?
3人の共通点は?
なんと!
三人とも、かなりの数の抽選に応募している、というオチでした;^_^A
「たしかに運がいいけれど、運は自分で作っている。何回も当選しているといっても、かなりの努力をしているから」
何をかくそう、ワタシも過去、かなりの数の懸賞に応募し、当選していた実績があります。
まだネットがない時代なので、全部手書きのハガキ!
当選すると同封される「当選おめでとうございます!」の書類をノートにびっしりと貼っていたところ、3冊くらいにはなりました。
単純に傾向と確率を分析し、そこに向けて数を書いていたことで当たりやすい状況にしていたと思います。
ちなみに当時のハガキ懸賞の極意は
•めんどくさいものが当たる
(感想を書かなければならなかったり、シールを集めなければならないものなど)
•スーパーと企業のコラボ懸賞は当たる
•ハガキの投函は時間をずらし、なるべくあちこちのポストに入れる
•ラジオやテレビなどは目立つようにシールを貼ったり、カラフルなイラストを書く
など。
自転車が当たったり、高級な肉が当たったりもしたのですよ。
でも努力して数を送っていただけっちゃだけのこと。
行動が、運を生む。
たしかに。
でも「運がいい」「運が悪い」
なんて、所詮そんなものなのでしょうか?
そこでワイズマン博士、「運がいい人」の秘密は、性格ではないかと考えました…
つづきはまた明日。