「蛍の光」が実は超右翼な歌だった⁈
- 2014/12/19
- 18:53
こんにちは、てらっちです。
今日は年末ということもあって「蛍の光」の話し。
調べてみたら、なんと、だんだんと後の歌詞が右翼な感じになってゆくという驚きの事実が発覚!そのまさかの軍事色のとても濃い「蛍の光」、のお話しです。
ふと姉たちと「蛍の光」が日本の歌か、外国の歌かという話しになって、wikiで調べてみました。
私の記憶では海外の民謡ということで調べたら、大当たり!
スコットランド民謡でした。
しかし1番しか歌詞を知らなかったため、あとはどんな歌詞なんだろうとちょっと興味を覚え、wikiを調べてみたら、2~3番ですでに頭にクエスチョンマークがずらっと並び、最後の4番の歌詞に来ると、大変なことになっているのです。
まずはおなじみのはずの「蛍の光」の歌詞をwikiから引用します。
「蛍の光」
1番
蛍の光、窓の雪、
書読む月日、重ねつゝ、
何時しか年も、すぎの戸を、
開けてぞ今朝は、別れ行く。
ほたるのひかり、まどのゆき、
ふみよむつきひ、かさねつゝ、
いつしかとしも、すぎのとを、
あけてぞけさは、わかれゆく。
(蛍の光や窓の雪ほどの明かりで学んできた。いつの間にか年はすぎ、杉の戸を開けて、今朝は仲間と別れゆく)
もう紅白の終わりはこれ!というおなじみの歌詞ですね。卒業式もまだ定番なのでしょうか?
関係ないけど、「ふみよむ月日」のところ、今の今まで「二三四六月日」だと思ってました。私だけ?
2番
止まるも行くも、限りとて、
互に思ふ、千萬の、
心の端を、一言に、
幸くと許り、歌うなり。
とまるもゆくも、かぎりとて、
かたみにおもふ、ちよろづの、
こゝろのはしを、ひとことに、
さきくとばかり、うたうなり。
(故郷にとどまる者も、出て行く者も今日かぎり。お互いに様々な思いがあるが、一言ご無事でという想いを歌うのだ)
3番
筑紫の極み、陸の奥、
海山遠く、隔つとも、
その眞心は、隔て無く、
一つに尽くせ、國の為。
つくしのきわみ、みちのおく、
うみやまとほく、へだつとも、
そのまごころは、へだてなく、
ひとつにつくせ、くにのため。
(九州でも東北でも海山が遠く隔たっても、私たちの真心は隔てることはない。その真心で国のためにがんばろう)
3番までくると、かなり右翼です。
一応説明しますと、筑紫は九州、陸の奥は陸奥(むつ)東北ですね。
ひとつにつくせ、国のため、なんて突然軍歌のような歌詞に驚きです。
で、さらに4番の歌詞が次の通り。
4番
千島の奥も、沖繩も、
八洲の内の、護りなり、
至らん國に、勲しく、
努めよ我が背、恙無く。
ちしまのおくも、おきなはも、
やしまのうちの、まもりなり。
いたらんくにに、いさをしく、
つとめよわがせ、つゝがなく。
(千島列島も沖縄も、日本(八洲やしまは日本の古代語)の領土なのだ。どこへ至るとも、その地で、勇ましく、元気で、国のために、男たちよ努めておくれ。)
まさかこんな右翼な歌詞がつづいているとは思いませんでした。
しかも、国土が広がるたびに歌詞が変わっているらしく、一番範囲が広かったのは次の歌詞でした。
4番は
〽︎台湾の果ても 樺太も 八洲の内の 守りなり(日露戦争後)
なんて。
今でも台湾の方は4番まで歌うとか、歌わないとか。
今では卒業式でも2番までしか歌わないことになってますが、これはちょっと歌えませんね。
そうすると、一番の歌詞も、蛍の光、窓の雪で苦労して勉強し、大学に入って旅立つ歌ー、と今まで解釈をしていましたが、もうちょっと深読みすると、意味の違う歌詞なのかもしれません。
〽︎開けてぞ今朝は別れゆく
この人、別れゆき、いったいどこへ向かうのでしょうか。
つづきよ歌詞があんなですから、もしかしたらお国のために戦争に向かう歌だったのかもしれません…考えすぎかしら?
今日はここまで。
てらっちでした♪
今日は年末ということもあって「蛍の光」の話し。
調べてみたら、なんと、だんだんと後の歌詞が右翼な感じになってゆくという驚きの事実が発覚!そのまさかの軍事色のとても濃い「蛍の光」、のお話しです。
ふと姉たちと「蛍の光」が日本の歌か、外国の歌かという話しになって、wikiで調べてみました。
私の記憶では海外の民謡ということで調べたら、大当たり!
スコットランド民謡でした。
しかし1番しか歌詞を知らなかったため、あとはどんな歌詞なんだろうとちょっと興味を覚え、wikiを調べてみたら、2~3番ですでに頭にクエスチョンマークがずらっと並び、最後の4番の歌詞に来ると、大変なことになっているのです。
まずはおなじみのはずの「蛍の光」の歌詞をwikiから引用します。
「蛍の光」
1番
蛍の光、窓の雪、
書読む月日、重ねつゝ、
何時しか年も、すぎの戸を、
開けてぞ今朝は、別れ行く。
ほたるのひかり、まどのゆき、
ふみよむつきひ、かさねつゝ、
いつしかとしも、すぎのとを、
あけてぞけさは、わかれゆく。
(蛍の光や窓の雪ほどの明かりで学んできた。いつの間にか年はすぎ、杉の戸を開けて、今朝は仲間と別れゆく)
もう紅白の終わりはこれ!というおなじみの歌詞ですね。卒業式もまだ定番なのでしょうか?
関係ないけど、「ふみよむ月日」のところ、今の今まで「二三四六月日」だと思ってました。私だけ?
2番
止まるも行くも、限りとて、
互に思ふ、千萬の、
心の端を、一言に、
幸くと許り、歌うなり。
とまるもゆくも、かぎりとて、
かたみにおもふ、ちよろづの、
こゝろのはしを、ひとことに、
さきくとばかり、うたうなり。
(故郷にとどまる者も、出て行く者も今日かぎり。お互いに様々な思いがあるが、一言ご無事でという想いを歌うのだ)
3番
筑紫の極み、陸の奥、
海山遠く、隔つとも、
その眞心は、隔て無く、
一つに尽くせ、國の為。
つくしのきわみ、みちのおく、
うみやまとほく、へだつとも、
そのまごころは、へだてなく、
ひとつにつくせ、くにのため。
(九州でも東北でも海山が遠く隔たっても、私たちの真心は隔てることはない。その真心で国のためにがんばろう)
3番までくると、かなり右翼です。
一応説明しますと、筑紫は九州、陸の奥は陸奥(むつ)東北ですね。
ひとつにつくせ、国のため、なんて突然軍歌のような歌詞に驚きです。
で、さらに4番の歌詞が次の通り。
4番
千島の奥も、沖繩も、
八洲の内の、護りなり、
至らん國に、勲しく、
努めよ我が背、恙無く。
ちしまのおくも、おきなはも、
やしまのうちの、まもりなり。
いたらんくにに、いさをしく、
つとめよわがせ、つゝがなく。
(千島列島も沖縄も、日本(八洲やしまは日本の古代語)の領土なのだ。どこへ至るとも、その地で、勇ましく、元気で、国のために、男たちよ努めておくれ。)
まさかこんな右翼な歌詞がつづいているとは思いませんでした。
しかも、国土が広がるたびに歌詞が変わっているらしく、一番範囲が広かったのは次の歌詞でした。
4番は
〽︎台湾の果ても 樺太も 八洲の内の 守りなり(日露戦争後)
なんて。
今でも台湾の方は4番まで歌うとか、歌わないとか。
今では卒業式でも2番までしか歌わないことになってますが、これはちょっと歌えませんね。
そうすると、一番の歌詞も、蛍の光、窓の雪で苦労して勉強し、大学に入って旅立つ歌ー、と今まで解釈をしていましたが、もうちょっと深読みすると、意味の違う歌詞なのかもしれません。
〽︎開けてぞ今朝は別れゆく
この人、別れゆき、いったいどこへ向かうのでしょうか。
つづきよ歌詞があんなですから、もしかしたらお国のために戦争に向かう歌だったのかもしれません…考えすぎかしら?
今日はここまで。
てらっちでした♪