Wordの使える校正機能!文章をワンタッチで修正しよう!
- 2015/05/18
- 23:38

Wordを使っている方も多いと思いますが、Wordの校正機能をご存知でしたか?わたしは恥ずかしながら知りませんでした^^;
いえ、知ってはいたのですが、ほぼ素通り。
使ってみてびっくり!
こんなに簡単に誤字脱字がチェックできるなんて、目からウロコで、もう長年気がつかなかったわたし、文章書きのため人生のかなりの時間を校正にかけていると言っても過言でないのに、この便利機能を知らなかったなんて!
というわけで、この便利な機能を、知らない方のためにシェアします!こんなの知ってて当然じゃん⁈という方はスルーしてくださいね。
Wordがニガテなわたし
勝間塾で塾生が自主的に作成している、「勝間塾のススメ」出版計画、わたしも編集・校正で参加していますが、実はわたし、Wordがニガテなんです!
あのうまく使いこなせないWord、罫線がうまく引けないWord……
文章を打つだけならともかく、表を作れだの、体裁を整えろだの言われると、もうExcelに逃げてしまいます。
むかーしむかし、まだ
『一太郎』なるワープロソフトを使ってワープロ検定を受けたわたしにとっては、Wordは未知の領域。未知のまま、文章書きに使っていたりします。未だに罫線の仕組みがよくわかっていません。
仕事では文書作成や表作成が必要な場合は、すべてExcelです。手慣れたExcelのほうが、使い勝手がいいのでほとんどExcel、回ってきた文章がWordの場合だけWordを使う程度。
Excel大好き!
Excelバンザイ!
Wordなんてクソ食らえ!
ぐらいな気持ちでWordと付き合っておりました。
罫線くらい勉強しろ?
だってExcelくん、なんでもできてしまうんだもの。
Wordで校正してみた
そんなわたしでありますが、今回この校正チームに入り、編集データが送られて校正をすることになりました。
チーム各人それぞれ好き勝手ではデータを送信したあと、開かなかったり文字が化けたりしますので、Wordで統一して校正、そして編集のリーダーに送り返し、編集してもらう、という流れです。
Wordかあ、とちょっと苦い顔でWordを開き、示された校正手順通りに校正していくのですが、最初の指示は次のとおり。
「校閲タブで『変更履歴の記録』をオンにする」
「校閲機能で、『スペルチェックと文章校正』でチェックしてみる」
何?この機能?
今まで「校閲」なんてタブはほぼ素通り、用のないものだと思い、スルーしていました。
ところが、
『変更履歴の記録』
をオンにしてみると、画面が見たことない状態に!
修正していくにつれ、増えていく赤ペン先生^^
表示を変えると何時何分に変更したかの記録まで出てくる。へー!と感心したまま、次の指示、
『スペルチェックと文章校正』
このボタンをポチッと押すと、次から次へと文章のおかしい部分があからさまになってゆきます。
校正機能はこんな感じ
送りがなの間違い、くだけた口語で文章としては成り立たない表現、誤字脱字などの入力ミス、Wordがおかしいぞ?と思った部分がひとつひとつ表示され、修正するかしないかを聞いてきます。
「読んでるんです」
だと、
「読んで“い”るんです」
(“い”が抜けた口語表現)
その次に
「読んでいる“の”です」
(“ん”はくだけた表現)
のように修正していきます。
正しく修正された例文も表示されているので、修正したければ、「修正」をポチッとするだけ。
その修正をその時だけの修正はもちろん、「全部無視する」を選択すれば、その後の文章中の同じ間違いは、ぜーんぶスルーしてくれます。
間違って“のの”と“の”が二回続けて打たれていたり、“たり”が一回しか使われていなかったりするときも、もちろん修正するかどうかを聞いてきます。
単純な凡ミスこそ、校正するとき一番見逃しやすいのです。
うーむ。これはもしかしたら、使えるぞ。
ブログでこんなラフな文章に慣れてしまっているので、気づきづらいのですが、この校正機能を使って一度チェックしてもらえば、間違った口語表現も簡単にチェックしてもらえるではないですか!
書き間違いもちゃんと見出してくれるし。
今回英語は使っていませんが、どうやら英文のスペルチェックもしてくれるよう。
英語、合ってるかどうかもわかりませんからね、この機能お役立ちですよ。ただ、多分その機会はわたしにはないと思いますが。
ただ、漢字の間違いはやはり自分で探すしかないので、あしからず。そこは人間が勉強するしかありません^^;
しかし、社内文書、投稿する文面など、ちょっと折り目正しい文章が必要なときには、一度Wordの校正機能を通過させるだけで、凡ミスチェックはあっと言うまにおわります!
これはいい!
なんでもチャレンジしてみるものですね。
よかったらお試しあれ~♪
てらっちでした♪