靖国神社について調べてみました。
- 2013/04/25
- 23:54
いまいち靖国神社について理解がなかったため、調べてみました。
wikipediaからの引用ですので、興味のある方、詳しく知りたい方はそちら、または関連サイト、書籍をご
らんください。
靖国神社の創建が明治2年ですから、そんなに古い神社ではありませんでした。
祭神は主に戦争で亡くなった方々。
はじめは当時の大日本帝国軍が統括していたとあり、幕末から明治維新にかけて功のあった志士を祀ることから始まり、国内外の事変・戦争等、国事に殉じた軍人、軍属等の戦没者を「英霊」として祀っています。
戊辰戦争、西南戦争、日清、日露戦争、義和団事件、満州事変、第一次、第二次世界大戦等々で亡くなっ
た方々を靖国神社に神さまとしてお祀りしているわけです。
その柱数(柱は神さまを数える単位です)は2004年(平成16年)10月17日現在で計246万6532柱!
明治からこれまで、そんなに戦争があり、それだけの方々(いえ、本当はもっと多くの方々)が亡くなっているかと思うと、本当に偲びない気持になります。
そんな中ちょっと興味をひかれたのは、祀られている中での有名人。
吉田松陰、坂本龍馬、高杉晋作、中岡慎太郎、武市半平太等々。
一方、後で叛乱を起こした西郷隆盛や江藤新平などは祀られていないとか。その時の立場で祀られるか否かの判断がされているようです。
女性の戦没者も多く、ひめゆりの女学徒他5万7千余柱。西南戦争、日清戦争、日露戦争、大東亜戦争における軍病院、病院船の従軍・救護看護婦など。
実に切ないです。
今まで趣味から神社を調べることはありましたが、こんな神社は初めてです。
本当に戦死者を祀るための神社。
なんだかさみしいなあ。
平凡な感想ですが、やっぱり戦争はいかんですよ。
そして今、なんだか極東アジアがざわざわしておりますが、ご近所同士、仲良くやりましょうよ。
古代史を調べている身としては、現在国境として中国、韓国(朝鮮)、日本と分けてはありますが、昔から(いや昔の方がもっと)深く交流があり、血脈も交雑し、お互いに混ざり合い、アジア人としてほぼ同じ存在です。(私の中の極論ですが)
文化の違いはありますが、相手は相手として理解し、とにかく戦争なんてバカなことにならないよう、
そして
これ以上靖国神社の神さまが増えないことを祈るばかりです。