Fwd: ヘルプデスクさま
- 2012/10/19
- 18:09
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> 差出人: caroline_a_go_go@yahoo.co.jp
> 日時: 2012年10月4日 22:47:50 JST
> 宛先: gemi-gemi-teratchi121071@ezweb.ne.jp
> 件名: Fw: Re: Re: ヘルプデスクさま
> Reply-To: caroline_a_go_go@yahoo.co.jp
>
>
> --- ヘルプデスク <helpdesk@katsumaweb.com> wrote:
>> 寺田様
>>
>> ご連絡頂きましてありがとうございます。
>> ヘルプデスクの原です。
>> この度はお手数をお掛けしまして申し訳ございませんでした。
>>
>> お問い合わせの件ですが、配信が開始されておりませんでしたので、
>> ただいま設定を変更いたしました。
>>
>> 明朝より配信が行われますのでご確認下さいませ。
>> なお、本メールの末尾に10月1日、10月2日、10月3日、10月4日分のサポートメールを送付いたしますのでご確認下さいませ。
>>
>> 以上、お手数ですがご確認のほどお願いいたします。
>>
>> **********************************************************
>> 自分コーチング手帳(人生戦略手帳)事務局
>> helpdesk@katsumaweb.com
>> **********************************************************
>> 10月4日 木曜日
>>
>> 勝間塾の初回の課題図書が「つながり」でした。これは、私たちの周りの社会ネットワークがどのような私たちに影響するか、ということについて説明した本ですが、まさしく、私たちは、私たちの周りにいる象さんのコピーになるのです。
>>
>> 例えば、私たちの年収、高い確率で、私たちの友達5人の平均値くらいになります。体型もそんな感じです。つまり、お金持ちになりたいと思ったら、お金持ちと行動を一緒にすればいいのです。やせたいと思ったら、やせている人の言動を側で見ればいいのです。
>>
>> 相撲で「見取り稽古」という言葉があります。これは、自分が相撲を取っていないときには、いかに、今けいこを取っている人の様子をよく観察することが重要か、ということを表すものです。
>>
>> よく、夫婦は似てくると言いますが、そうなのです、象さん同士がプログラムをコピーし合うので、似てくるのです。親友同士も同じです。
>>
>> 私たちの象使い君は、環境には象さんほどは左右されません。しかし、象さんは本当に環境に弱くて、左右されやすいのです。象さんが動揺したり、マネをしようとしたときに、ある程度は象使い君が象さんの制御をできますが、それにも限界があります。
>>
>> 先ほど、新聞の社説で野田首相が、新人の千葉県議時代、いかに言語明瞭で、新しいことをどんどん発言して、革新的だったかという記事が載っていました。もちろん、これはいまの野田首相がそうでなくなってしまったことへの当てこすりなのですが、なぜ野田さんはそうなってしまったのか、それは、政治の世界で、そうでない政治家とずっと、ずっと、つき合っていたためです。
>>
>> 「朱に交われば赤くなる」
>>
>> ということわざは、あれは象さんのためにあるものです。
>>
>> テレビがなぜ危険かというと、テレビは象さんのためのメディアだからです。書籍が象使いのためのメディアとすると、対照的です。そして、テレビであれだけの動画であれだけのメッセージを受け続けると、知らず知らずのうち、象さんは象使いではなく、テレビに調教されはじめてしまいます。
>>
>> もちろん、象使いが見たいと思うテレビを積極的に見るのは情報元の1つとしていいと思いますが、なんとなくテレビをつけていて、そこに象使いの頭を経由せずに、象さんにどんどん画像が流れ込んでしまうのは、大変危険です。
>>
>> これはインターネット、特にSNSも同様で、facebookなどは、私たちのつながりによる影響を良い方向にも、悪い方向にも、強化する特徴があります。
>>
>> だからこそ、「自分が自分で環境を整える」ということは、私たちの無意識が変な方向に暴走しないためにも、強く必要なのです。
>>
>> やる気のない人に囲まれて、「自分だけは大丈夫」と思っても、クッキーとニンジンの実験のように、そのうち象使いは疲れてきて、象さんもやる気がなくなってしまいます。逆もまた真なりで、やる気がある人に囲まれていると、知らず知らずに象さんもやる気が出ます。
>>
>> サポートメールを受講しているみなさんに、コミュニティの活用を強く推奨しているのは、あれは象使い対策ではなく、象さん対策なのです。象さんが、たくさんの他の象さんの振る舞いを見ることによって、刺激をうけてほしいのです。
>>
>> 学術用語では「内的動機づけ」などという言葉を使いますが、いずれにしても、象使いができることは象さんに直接指示を出すことだけではなく、象さんのための環境を整えて上げることです。
>>
>> いくら象使いがこっちにいけと指示をしても、あなたの周りの象さんがさぼっていたら、あなたの象さんだってさぼってしまいます。
>>
>> だからこそ、無意識の活用のためには、どんなところに自分を置くのか、意識的に気を配って欲しいのです。環境整備には、どうか時間とお金をかけてください。
>>
>> 【今日のまとめ】
>> ・象さんは、環境に弱くて、左右されやすい。
>> ・「自分が自分で環境を整える」ということは、私たちの無意識(象さん)が変な方向に暴走しないためにも、強く必要である。
>> ・無意識の活用のためには、どんなところに自分を置くのか、意識的に気を配ってみよう。
>>
>> 10月3日 水曜日
>>
>> では、象さんはどうやって新しいものごとを学習していくのでしょうか。これは、脳科学者の池谷裕二さんから聞いて衝撃だったのですが、象さんのしくみとして
>>
>> 「自らのまちがいを消していくことによる消去法しか学習できない」
>>
>> というのです。
>>
>> すなわち、どんなに正しい振る舞いが本に書いてあって、あるいはコーチから教わったとしても、私たち自身がその正しい振る舞いをしようとしても、必ず失敗しますので、その失敗を
>>
>> 「ああ、失敗だったな」
>>
>> と自覚をして、それが消去されていくことで、はじめて、正しい方法が残っていって、そこでようやく、象さんは、まるで浮き彫りのような形で、そこが正しい方法だということを学んでいくのです。
>>
>> だから、どんなに正しいことが書いてある本を読んでも、あるいは、自分がやっていない失敗についての注意書きを読んでも、すべては所詮
>>
>> 「人の象さんが知っていること」
>>
>> であり、私たちの象さんはわからないのです。
>>
>> だからこそ、「試行錯誤」という言葉があるのですが、試行錯誤こそが、学びの方法です。ただし、単なる試行錯誤は
>>
>> 「まちがいを固める作業」
>>
>> になってしまいます。何が間違っているか、ということを正しくフィードバックをうけるループがあって、はじめて、象さんが学習していきます。
>>
>> 何が間違っているかは、やはり、その道のプロに習うのが一番簡単です。その道のプロがいないときには、仲間同士で助け合ったり、技能系のものであれば、自分で自分を撮影したりして、そこから学んでいくしかありません。
>>
>> なぜ、一流選手が正しいフォームの素振りを繰り返すのか、それは、象使いが指示を出さなくても、象さんが自然に動作できるよう、訓練を行うからです。
>>
>> 1000時間の法則とか、1万時間の法則とかは、結局、象さんが失敗を重ねて消去法で学ぶことを達成するためには、そこまでの時間が必要だ、ということになります。
>>
>> しかも、この象さんのプログラム、既存のものと混線します。
>>
>> 先日、ゴルフの仲間内のコンペを行いました。4人ともはじめた時期がほぼ同じ。昨年末にゴルフを始めて、今年の9月にいっしょにコンペに出ようと誓いあってはじめた仲間です。
>>
>> 私は残念ながら女子4人のうち2位でした。上位2人と下位2人は練習量がかなり違うので、そこはスコアに差が付いて、ここまではセオリー通り。ところが、1位の方は、私よりもゴルフ練習していないのに、私より5打少なく回って優勝でした。ちょっとくやしくて、なんで私よりうまいのかと思って尋ねてみたところ、その方は
>>
>> 「テニスの達人」
>>
>> でした。もちろん、ゴルフとテニス、似ているところと似ていないところがありますが、少なくとも、ゴルフとスカッシュよりは、ゴルフとテニスの方がよほど似ています。だから、すでに象さんが一部、テニスをすることでゴルフの技能を学んでいるので、その分、スタートダッシュが効いているということになります。
>>
>> 逆に私は、ゴルフのコーチから「バトミントンをやっている人と同じミスをする」ということで、スカッシュの象さんの癖を「アンラーン
>> un-learn」するのに本当に苦労しました。テニスとスカッシュの違いは、テニスはインパクトの瞬間に手首を返さない打ち方が主流ですが、スカッシュは手首を返さないと飛ばないのです。そして、変な力をゴルフでいれるとどうなるかは、ゴルフに詳しい人はご存じの通り。
>>
>> このことは、練習の初日から指摘され続けて、でも、それをやらなくなるまで、半年かかりました。それくらい、象さんのプログラムは他のものと混同しやすいのです。
>>
>> もっとも、だからこそ、類似の技能は覚えやすいし(すみません、私が親指シフト習得が早かったのは、自分がエレクトーンを10年近くやっていたせいだと言うことにずっと気づきませんでした)、また、さまざまな体幹を鍛えるなどの基礎訓練は共通項が多く、日々、心がけた方がいいわけです。
>>
>> とにかく、とにかく、私たちの象さん、大変大変にぶくて、まちがいからしか学習しません。だからこそ、間違ったときにこそ
>>
>> 「おーーー、また象さんが一歩前に進んだ」
>>
>> という余裕を持ってみてください。
>>
>> 【今日のまとめ】
>> ・象さんは、自らのまちがいを消していくことによる消去法でしか学習できない。
>> ・本や注意書きも、所詮「人の象さんが知っていること」であり、自分の象さんはわかっていない。
>> ・試行錯誤、そして、何が間違っているかということを正しくフィードバックをうけるループによって、象さんは学習をしていく。
>>
>>
>> 10月2日 火曜日
>>
>> よく言いますよね、「頭ではわかっているんだけれども、体が言うこときかなくて」
>>
>> そう、禁酒をしよう、禁煙をしよう、やせよう、英語を習おう、毎日運動しよう、いろいろなこと、頭ではみーーーんな、必要だと思っています。でも、いざ、実行しようとすると体が重いですよね。
>>
>> 『スイッチ!』の中で、おもしろい実験が紹介されていました。被験者に、目の前に焼きたてのプンプン香りが漂うおいしそうなクッキーと、ニンジンスティックを並べます。一方のグループにはクッキーを食べることを許可して、もう一方のグループはおいしそうなクッキーがあるにもかかわらず、ニンジンを食べてもらいます。
>>
>> そしてそのあと、絶対に解けない問題を解いてもらうのです。真のテストは、この絶対解けない問題を何分がんばって、解き続けられるか、と言う
> 差出人: caroline_a_go_go@yahoo.co.jp
> 日時: 2012年10月4日 22:47:50 JST
> 宛先: gemi-gemi-teratchi121071@ezweb.ne.jp
> 件名: Fw: Re: Re: ヘルプデスクさま
> Reply-To: caroline_a_go_go@yahoo.co.jp
>
>
> --- ヘルプデスク <helpdesk@katsumaweb.com> wrote:
>> 寺田様
>>
>> ご連絡頂きましてありがとうございます。
>> ヘルプデスクの原です。
>> この度はお手数をお掛けしまして申し訳ございませんでした。
>>
>> お問い合わせの件ですが、配信が開始されておりませんでしたので、
>> ただいま設定を変更いたしました。
>>
>> 明朝より配信が行われますのでご確認下さいませ。
>> なお、本メールの末尾に10月1日、10月2日、10月3日、10月4日分のサポートメールを送付いたしますのでご確認下さいませ。
>>
>> 以上、お手数ですがご確認のほどお願いいたします。
>>
>> **********************************************************
>> 自分コーチング手帳(人生戦略手帳)事務局
>> helpdesk@katsumaweb.com
>> **********************************************************
>> 10月4日 木曜日
>>
>> 勝間塾の初回の課題図書が「つながり」でした。これは、私たちの周りの社会ネットワークがどのような私たちに影響するか、ということについて説明した本ですが、まさしく、私たちは、私たちの周りにいる象さんのコピーになるのです。
>>
>> 例えば、私たちの年収、高い確率で、私たちの友達5人の平均値くらいになります。体型もそんな感じです。つまり、お金持ちになりたいと思ったら、お金持ちと行動を一緒にすればいいのです。やせたいと思ったら、やせている人の言動を側で見ればいいのです。
>>
>> 相撲で「見取り稽古」という言葉があります。これは、自分が相撲を取っていないときには、いかに、今けいこを取っている人の様子をよく観察することが重要か、ということを表すものです。
>>
>> よく、夫婦は似てくると言いますが、そうなのです、象さん同士がプログラムをコピーし合うので、似てくるのです。親友同士も同じです。
>>
>> 私たちの象使い君は、環境には象さんほどは左右されません。しかし、象さんは本当に環境に弱くて、左右されやすいのです。象さんが動揺したり、マネをしようとしたときに、ある程度は象使い君が象さんの制御をできますが、それにも限界があります。
>>
>> 先ほど、新聞の社説で野田首相が、新人の千葉県議時代、いかに言語明瞭で、新しいことをどんどん発言して、革新的だったかという記事が載っていました。もちろん、これはいまの野田首相がそうでなくなってしまったことへの当てこすりなのですが、なぜ野田さんはそうなってしまったのか、それは、政治の世界で、そうでない政治家とずっと、ずっと、つき合っていたためです。
>>
>> 「朱に交われば赤くなる」
>>
>> ということわざは、あれは象さんのためにあるものです。
>>
>> テレビがなぜ危険かというと、テレビは象さんのためのメディアだからです。書籍が象使いのためのメディアとすると、対照的です。そして、テレビであれだけの動画であれだけのメッセージを受け続けると、知らず知らずのうち、象さんは象使いではなく、テレビに調教されはじめてしまいます。
>>
>> もちろん、象使いが見たいと思うテレビを積極的に見るのは情報元の1つとしていいと思いますが、なんとなくテレビをつけていて、そこに象使いの頭を経由せずに、象さんにどんどん画像が流れ込んでしまうのは、大変危険です。
>>
>> これはインターネット、特にSNSも同様で、facebookなどは、私たちのつながりによる影響を良い方向にも、悪い方向にも、強化する特徴があります。
>>
>> だからこそ、「自分が自分で環境を整える」ということは、私たちの無意識が変な方向に暴走しないためにも、強く必要なのです。
>>
>> やる気のない人に囲まれて、「自分だけは大丈夫」と思っても、クッキーとニンジンの実験のように、そのうち象使いは疲れてきて、象さんもやる気がなくなってしまいます。逆もまた真なりで、やる気がある人に囲まれていると、知らず知らずに象さんもやる気が出ます。
>>
>> サポートメールを受講しているみなさんに、コミュニティの活用を強く推奨しているのは、あれは象使い対策ではなく、象さん対策なのです。象さんが、たくさんの他の象さんの振る舞いを見ることによって、刺激をうけてほしいのです。
>>
>> 学術用語では「内的動機づけ」などという言葉を使いますが、いずれにしても、象使いができることは象さんに直接指示を出すことだけではなく、象さんのための環境を整えて上げることです。
>>
>> いくら象使いがこっちにいけと指示をしても、あなたの周りの象さんがさぼっていたら、あなたの象さんだってさぼってしまいます。
>>
>> だからこそ、無意識の活用のためには、どんなところに自分を置くのか、意識的に気を配って欲しいのです。環境整備には、どうか時間とお金をかけてください。
>>
>> 【今日のまとめ】
>> ・象さんは、環境に弱くて、左右されやすい。
>> ・「自分が自分で環境を整える」ということは、私たちの無意識(象さん)が変な方向に暴走しないためにも、強く必要である。
>> ・無意識の活用のためには、どんなところに自分を置くのか、意識的に気を配ってみよう。
>>
>> 10月3日 水曜日
>>
>> では、象さんはどうやって新しいものごとを学習していくのでしょうか。これは、脳科学者の池谷裕二さんから聞いて衝撃だったのですが、象さんのしくみとして
>>
>> 「自らのまちがいを消していくことによる消去法しか学習できない」
>>
>> というのです。
>>
>> すなわち、どんなに正しい振る舞いが本に書いてあって、あるいはコーチから教わったとしても、私たち自身がその正しい振る舞いをしようとしても、必ず失敗しますので、その失敗を
>>
>> 「ああ、失敗だったな」
>>
>> と自覚をして、それが消去されていくことで、はじめて、正しい方法が残っていって、そこでようやく、象さんは、まるで浮き彫りのような形で、そこが正しい方法だということを学んでいくのです。
>>
>> だから、どんなに正しいことが書いてある本を読んでも、あるいは、自分がやっていない失敗についての注意書きを読んでも、すべては所詮
>>
>> 「人の象さんが知っていること」
>>
>> であり、私たちの象さんはわからないのです。
>>
>> だからこそ、「試行錯誤」という言葉があるのですが、試行錯誤こそが、学びの方法です。ただし、単なる試行錯誤は
>>
>> 「まちがいを固める作業」
>>
>> になってしまいます。何が間違っているか、ということを正しくフィードバックをうけるループがあって、はじめて、象さんが学習していきます。
>>
>> 何が間違っているかは、やはり、その道のプロに習うのが一番簡単です。その道のプロがいないときには、仲間同士で助け合ったり、技能系のものであれば、自分で自分を撮影したりして、そこから学んでいくしかありません。
>>
>> なぜ、一流選手が正しいフォームの素振りを繰り返すのか、それは、象使いが指示を出さなくても、象さんが自然に動作できるよう、訓練を行うからです。
>>
>> 1000時間の法則とか、1万時間の法則とかは、結局、象さんが失敗を重ねて消去法で学ぶことを達成するためには、そこまでの時間が必要だ、ということになります。
>>
>> しかも、この象さんのプログラム、既存のものと混線します。
>>
>> 先日、ゴルフの仲間内のコンペを行いました。4人ともはじめた時期がほぼ同じ。昨年末にゴルフを始めて、今年の9月にいっしょにコンペに出ようと誓いあってはじめた仲間です。
>>
>> 私は残念ながら女子4人のうち2位でした。上位2人と下位2人は練習量がかなり違うので、そこはスコアに差が付いて、ここまではセオリー通り。ところが、1位の方は、私よりもゴルフ練習していないのに、私より5打少なく回って優勝でした。ちょっとくやしくて、なんで私よりうまいのかと思って尋ねてみたところ、その方は
>>
>> 「テニスの達人」
>>
>> でした。もちろん、ゴルフとテニス、似ているところと似ていないところがありますが、少なくとも、ゴルフとスカッシュよりは、ゴルフとテニスの方がよほど似ています。だから、すでに象さんが一部、テニスをすることでゴルフの技能を学んでいるので、その分、スタートダッシュが効いているということになります。
>>
>> 逆に私は、ゴルフのコーチから「バトミントンをやっている人と同じミスをする」ということで、スカッシュの象さんの癖を「アンラーン
>> un-learn」するのに本当に苦労しました。テニスとスカッシュの違いは、テニスはインパクトの瞬間に手首を返さない打ち方が主流ですが、スカッシュは手首を返さないと飛ばないのです。そして、変な力をゴルフでいれるとどうなるかは、ゴルフに詳しい人はご存じの通り。
>>
>> このことは、練習の初日から指摘され続けて、でも、それをやらなくなるまで、半年かかりました。それくらい、象さんのプログラムは他のものと混同しやすいのです。
>>
>> もっとも、だからこそ、類似の技能は覚えやすいし(すみません、私が親指シフト習得が早かったのは、自分がエレクトーンを10年近くやっていたせいだと言うことにずっと気づきませんでした)、また、さまざまな体幹を鍛えるなどの基礎訓練は共通項が多く、日々、心がけた方がいいわけです。
>>
>> とにかく、とにかく、私たちの象さん、大変大変にぶくて、まちがいからしか学習しません。だからこそ、間違ったときにこそ
>>
>> 「おーーー、また象さんが一歩前に進んだ」
>>
>> という余裕を持ってみてください。
>>
>> 【今日のまとめ】
>> ・象さんは、自らのまちがいを消していくことによる消去法でしか学習できない。
>> ・本や注意書きも、所詮「人の象さんが知っていること」であり、自分の象さんはわかっていない。
>> ・試行錯誤、そして、何が間違っているかということを正しくフィードバックをうけるループによって、象さんは学習をしていく。
>>
>>
>> 10月2日 火曜日
>>
>> よく言いますよね、「頭ではわかっているんだけれども、体が言うこときかなくて」
>>
>> そう、禁酒をしよう、禁煙をしよう、やせよう、英語を習おう、毎日運動しよう、いろいろなこと、頭ではみーーーんな、必要だと思っています。でも、いざ、実行しようとすると体が重いですよね。
>>
>> 『スイッチ!』の中で、おもしろい実験が紹介されていました。被験者に、目の前に焼きたてのプンプン香りが漂うおいしそうなクッキーと、ニンジンスティックを並べます。一方のグループにはクッキーを食べることを許可して、もう一方のグループはおいしそうなクッキーがあるにもかかわらず、ニンジンを食べてもらいます。
>>
>> そしてそのあと、絶対に解けない問題を解いてもらうのです。真のテストは、この絶対解けない問題を何分がんばって、解き続けられるか、と言う